「営業力をあげたい!」。これは、営業に携わるビジネスパーソンの永遠のテーマと言えると思います。巷には、営業にまつわる本やネットの記事が溢れています。
私自身営業の仕事を十数年していきた中で、このテーマについてもがき苦しんだ時期もあったし、同僚や部下の悩みも隣で見てきました。
どうすれば営業力はあがるのか?
どうすれば営業力はあがるのだろうか?
これを考える為にまず「なぜ営業力はあがらない(あがりにくい)のか?」を考えてみた結果、私なりの解に辿り着きました。
営業力を上げたいという思いは、「野球がうまくなりたい」という気持ちと似ています。
野球と一言で言っても、ピッチング・バッティング・守備・走塁など様々な能力の集合体として野球となっている。
つまり、漠然と野球がうまくなりたいと考えるのではなく、「守備が苦手だからキャッチングの練習をしよう」とか、「もっとヒットを打ちたいからバッティングの練習をしよう」など、野球というものを分解してどの能力を上げたいのか?その為に必要な練習は何か?と考えなければなかなか上達しないものではないでしょうか。
営業も私は同様と考えています。
つまり、営業力というものは様々な力の集合体であり、漠然と営業力を上げたいと思うのではなく、営業力というものを分解して考え、その中の何が自分は苦手でどうやって磨くのかを意識することが大切だと思います。
「営業力」を構成する5つの力とは
では、営業力とはどんな力の集合体なのでしょうか。
私は下記の5つに分解して考えています。
1.ヒアリング力
2.課題設定力
3.提案構築力
4.プレゼン力
5.クロージング力
この5つです。
次回以降この5つの力の詳細について書いていきます。